毎日使う道具なのに、なんとなく選ばれがちなのがヘアブラシです。安く手に入るぶん、痛い、引っかかる、汚れてきたと感じても、そのまま使い続けている人が多い道具でもあります。見るべき点は少ないので、次に買い替えるときに思い出してください。
ヘアブラシ選びでよくある失敗3選
ピンの先端の処理が粗く、頭皮に当たると痛い
樹脂製のピンは、成形したあとの先端の処理が仕上がりを大きく左右します。先端が尖ったままだったり、成形時のばりが残っていたりすると、頭皮に当たったときに刺さるような感触になります。指先でピンの先を軽くなでてみて、引っかかりを感じるものは避けてください。ピンを支える土台に弾力があるかどうかも、当たりの強さに関わります。
用途と髪質に合っていない
ブラシには役割があります。目の粗いものはもつれをほどくのに向き、目の細かいものは表面を整えるのに向きます。毛量が多く硬い髪に細かいブラシを使うと途中で引っかかり、無理に通せば切れ毛の原因になります。逆に細くやわらかい髪に硬いブラシを使えば、静電気が起きやすくなります。用途をひとつに絞って選ぶほうが、結局は使いやすくなります。
手入れができない構造で、汚れがたまり続ける
ブラシには抜けた髪、ほこり、皮脂や整髪料が確実にたまります。ピンの根元まで手が入らない構造だと取り除けず、汚れたまま髪をとかすことになります。またクッション部分に水が入り込む構造のブラシを水洗いすると、中が乾かず内側で傷むことがあります。買う前に「どうやって洗うのか」を確認しておくと、長く清潔に使えます。
失敗しないヘアブラシの選び方
用途をひとつ決め、そのうえで先端の処理と手入れのしやすさを見ます。
| チェック項目 | 見るべき点 | 理由 |
|---|---|---|
| ピンの素材 | 樹脂・獣毛・金属などの別 | 仕上がりと静電気の起きやすさが変わる |
| 先端の形状 | 丸みがあるか、ばりが残っていないか | 頭皮への当たりの強さを左右する |
| クッション | 土台に弾力があるか | 力が逃げて頭皮への負担が減る |
| ブラシの幅 | 髪の長さと毛量に合っているか | 一度にとかせる量が変わる |
| 用途 | もつれをほどく/表面を整える | 一本で兼ねようとすると中途半端になる |
| 手入れ | 洗える構造か、根元まで手が届くか | 汚れをためずに使い続けられる |
おすすめヘアブラシのタイプTOP3【2026年最新】
目的別に、無理のない組み合わせを挙げます。
第1位:先端が丸い樹脂ピン+クッション付きの平たいタイプ
日常のブラッシングに使うならこれが基本です。面が広く一度にとかせる量が多いうえ、クッションが力を逃がしてくれます。ピンの間隔が広すぎず狭すぎないものを選ぶと、髪質を選びません。
第2位:目の粗いコーム
もつれをほどく専用として持っておくと重宝します。毛先のほうから少しずつほどいて、最後に根元から通すという順番なら、引っ張らずに済みます。入浴後の扱いにも向きます。
第3位:獣毛を混ぜたツヤ出し用
表面を整える目的のタイプです。手入れの方法が樹脂製とは異なり、水に長く浸けるような洗い方には向きません。使うたびに抜けた髪を取り除く習慣にすると長持ちします。
よくある質問
濡れた髪をブラシでとかしてもいいですか
濡れた状態の髪は摩擦に弱くなるとされるため、目の粗いコームか、濡れ髪への使用をうたうブラシを使い、毛先から少しずつほどくのが無難です。無理に引っ張らないことがいちばん大切です。
ブラッシングで抜け毛が増えませんか
自然に抜けるはずだった髪がブラシに集まるため、増えたように見えることがあります。ただし引っかかりを無理に通せば切れ毛になります。抜け毛が急に増えたと感じる場合は、道具を変える前に皮膚科などで相談してください。
ブラシはどうやって洗えばいいですか
まず抜けた髪を取り除き、そのうえで製品の指示に従ってください。クッション部分に穴があるものや獣毛のものは、水に浸けず、少量の水で拭き取ってからよく乾かす方法が案内されていることが多いです。
とかすと静電気が起きます
乾燥している時期に起きやすくなります。木製や獣毛を使ったもの、静電気を抑える工夫がされた素材に替える、髪の水分が保たれた状態でとかすといった方法が考えられます。
まとめ
ヘアブラシは、ピンの先端に丸みがあること、用途と髪質に合っていること、洗って清潔に保てること。この三点で選べば、毎日の扱いがずいぶん楽になります。痛みや引っかかりを我慢して使い続けないでください。

コメント